この世界はどんな世界か?

この世界はどんな世界か?
  • 『この世界はどんな世界か? : パンデミックの現象学』
  • ジュディス・バトラー 著、中山徹 訳
  • 青土社
  • 2023.12
  • ISBN: 9784791776146
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

コモンとしての世界の共有へ。 「経済の健康」のために「人々の健康」を犠牲にする暗黙の政治、生命を犠牲にしてまで市場の価値を重視する死の欲動に、われわれはいかにして対抗可能となるのか。先例のないウィルスの蔓延を奇貨として、呼吸、接触、多孔性といった身体に不変の性質を新たな世界感覚へと練り上げていく、パンデミックを通過した時代の哲学。

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道徳はなぜ価値判断の問題になるのか

道徳はなぜ価値判断の問題になるのか
  • 『道徳はなぜ価値判断の問題になるのか : ヘアの道徳哲学と好敵手たち』
  • 冨田絢矢 著
  • 名古屋大学出版会
  • 2023.12
  • ISBN: 9784815811433
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

我々がもつべき生き方の自由と、普遍的規範を求める理性──。価値観の林立する現代において溝を深めるこの二つは、果たして調停しうるのか。ヘアの哲学を軸にサールやトゥールミンらの議論も検討し、共同の学びに焦点を置いた倫理を提示、Why-be-moral?問題に新たな答えを与える野心作。

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ドイツにおける労働者の共同決定

ドイツにおける労働者の共同決定
  • 『ドイツにおける労働者の共同決定 : 歴史と制度』
  • 正井章筰 著、尾形祥, 菊田秀雄, 内藤裕貴 補訂
  • 早稲田大学出版部
  • 2023.12
  • ISBN: 9784657230126
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

ドイツにはコーポレートガバナンスのあり方の一つとして、会社経営の意思決定に労働者の半数を代表する者が参画する「労働者共同決定制度」が存在する。著者はこの分野の第一人者であり、長年にわたる研究成果として、同制度の歴史的経緯、現状と問題点をまとめた一冊。 これさえあれば、ドイツ労働者共同決定制度のすべてがわかる。すべての企業法研究者におすすめの一冊。 はじめに 第1編 フランス革命からドイツ帝国の成立 …

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「冒険・探検」というメディア

「冒険・探検」というメディア
  • 『「冒険・探検」というメディア : 戦後日本の「アドベンチャー」はどう消費されたか』
  • 高井昌吏 著
  • 法律文化社
  • 2023.12
  • ISBN: 9784589043153
  • Social History of Japan ; 1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

未知なる世界を伝えてくれた日本の「冒険・探検」は、どのように「消費」されてきたのか? 戦前・戦後の学術探検から、堀江謙一、三浦雄一郎、植村直己、角幡唯介ら冒険家・探検家と呼ばれた人たちの言説とそれを伝えるメディアの関係性に注目。それぞれの冒険・探検が当時の日本社会やメディア状況において、どのように取り上げられ、消費されてきたのかを解明する。 *本書で取り上げる人物:小田実、堀江謙一、三浦雄一郎、植 …

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虚構と想像力

虚構と想像力〈新装版〉
  • 『虚構と想像力 : 文学の人間学』
  • ヴォルフガング・イーザー 著、日中鎮朗, 木下直也, 越谷直也, 市川伸二 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.12
  • ISBN: 9784588140822
  • 叢書・ウニベルシタス ; 794
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

さまざまなメディアが文明化の過程で意義を増すかたわら、文学の立場はますます失われつつある現状を見据え、文学に残された意味機能を探る。想像力や虚構的なものなどの思考の変遷をたどり、ポスト構造主義的・デリダ的考察を経て、人間社会に対する想像上のものが担う役割と意味の重要性を主張。文学の虚構性が想像上のものを活性化し、文学作品を可能にするメカニズムを解き明かす。 序 1 虚構化する行為 1 虚構と現実に …

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女性のいない民主主義

女性のいない民主主義
  • 『女性のいない民主主義』
  • 前田健太郎 著
  • 岩波書店
  • 2019.9
  • ISBN: 9784004317944
  • 岩波新書 新赤版 ; 1794
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

日本では男性に政治権力が集中している。何が女性を政治から締め出してきたのか。そもそも女性が極端に少ない日本の政治は、民主主義と呼べるのか。客観性や中立性をうたってきた政治学は、実は男性にとって重要な問題を扱う「男性の政治学」に過ぎなかったのではないか。気鋭の政治学者が、男性支配からの脱却を模索する。 はじめに 第1章 「政治」とは何か 1 話し合いとしての政治 2 政治における権力 3 マンスプレ …

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科学文明の起源

科学文明の起源
  • 『科学文明の起源 : 近代世界を生んだグローバルな科学の歴史』
  • ジェイムズ・ポスケット 著、水谷淳 訳
  • 東洋経済新報社
  • 2023.12
  • ISBN: 9784492800959
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)

ヨーロッパ中心の科学史を覆す! 科学革命は大陸を越えた文化交流と、古今東西の知られざる科学者のたゆまぬ努力によってもたらされた。 現代世界の見方を変える、かつてない視点で描く近代科学の発達史。 コペルニクスやガリレイ、ニュートン、ダーウィン、アインシュタインといった科学者の名前は、誰もが知っている。 そして、近代科学は16世紀から18世紀までにヨーロッパで誕生し、19世紀の進化論や20世紀の宇宙物 …

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戦後日本の社会意識論

戦後日本の社会意識論
  • 『戦後日本の社会意識論 : ある社会学的想像力の系譜』
  • 奥村隆 編
  • 有斐閣
  • 2023.11
  • ISBN: 9784641174900
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年3月13日取得)

学問の水脈をたどり,戦後社会を彩り学問のかたちを作り上げてきた先人たちの姿を詳らかにする。偉大な学究からわれわれの手に継承すべき美点とはなにか。われわれがこの先に成すべきはいかなることなのか。日本社会学の自己イメージを更新する。 1 清水幾太郎──生きるという闘い(品治佑吉)/日高六郎──戦後社会を切り拓く知(片上平二郎)/城戸浩太郎──計量社会意識論の水源(吉川徹)/見田宗介──「人間の解放」と …

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新しい封建制がやってくる

新しい封建制がやってくる
  • 『新しい封建制がやってくる : グローバル中流階級への警告』
  • ジョエル・コトキン 著、寺下滝郎 訳
  • 東洋経済新報社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784492444788
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年3月13日取得)

格差の拡大は確かに問題ではあるが、それを「封建制」と言うのは大げさだと思うかもしれない。しかし、本書を読めば、そのような認識が甘かったことに気付くであろう。--中野剛志氏「日本版解説」 あなたは「新しい貴族階級」か。 「新しい奴隷階級」か。 私たちはどう生き残るのか。 階級や格差の固定化、社会的地位上昇機会の喪失がもたらす「新しいかたちの貴族制」を徹底分析。 アメリカを代表する都市問題研究者による …

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居住福祉の諸相

居住福祉の諸相
  • 『居住福祉の諸相』
  • 岡本祥浩, 野口定久 編著
  • 東信堂
  • 2023.10
  • ISBN: 9784798917559
  • 居住福祉叢書 ; 3
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年3月13日取得)

アフター・コロナ時代、新たな居住福祉社会の実現に向けてー。超高齢化社会、一人暮らし世帯の増加、経済格差拡大、建物の老朽化、都市開発等による強制転居、人的災害・自然災害、そしてパンデミックー。ソフト/ハード、国内/国外問わず様々な方面から押し寄せる社会変動の波によって、人々が安心して生活を営むために最も重要な「居住」が危ぶまれている。「一人ひとりにふさわしい居住」の実現を目指した、居住福祉叢書第3弾 …

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ノンバイナリー

ノンバイナリー
  • 『ノンバイナリー : 30人が語るジェンダーとアイデンティティ』
  • マイカ・ラジャノフ, スコット・ドウェイン 編、山本晶子 訳
  • 明石書店
  • 2023.11
  • ISBN: 9784750356297
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年3月13日取得)

近年、ジェンダーを論じる際には、旧来の男女二元論を超えるようになってきている。本書は現代社会に生きる「ノンバイナリー」(性自認が男女の二枠に当てはまらない人)たち30人の率直な語りを集め、ジェンダーとは何かという問いに真正面から向き合う。

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動物を追う、ゆえに私は〈動物で〉ある

動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある
  • 『動物を追う、ゆえに私は〈動物で〉ある』
  • ジャック・デリダ 著、マリ=ルイーズ・マレ 編、鵜飼哲 訳
  • 筑摩書房
  • 2023.11
  • ISBN: 9784480510877
  • ちくま学芸文庫 ; テ2-9
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年3月13日取得)

動物における諸問題を扱った伝説的な講演を編集したデリダ晩年の到達点。聖書や西洋哲学の動物観を考察、脱構築する。エッセイ 福山知佐子 === 一糸まとわぬ自分の姿を猫に見つめられた哲学者は、正当化不可能な、そして告白不可能な恥に襲われるーー何が恥ずかしいのか、誰の前で裸なのか、と。本書は、動物についての諸問題を扱った伝説的なコロックにおける講演と、補論として即興で語られたハイデッガー論を収録。自らの …

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